結局、小牧・長久手の戦いって誰が勝ったの?センゴク一統記15巻
こんにちは。
待ってました!センゴク一統記15巻
センゴク一統記(15) [ 宮下英樹 ] |
信長、秀吉に憧れて、まっすぐに突き進んでいた【センゴク】
一軍の将として、ゆっくりと、しっかりと成長していった【センゴク天正記】
そして、本能寺の変など激動の時代を駆け抜けた【センゴク一統記】
センゴク三部作が、この15巻で一旦完結します。
今回は13巻から続く小牧・長久手の戦いが完結。
信長の義理の兄弟であり、
織田家宿老の一人として君臨するも秀吉を恐れだす、池田恒興
(酒に酔ったのは史実なのかな?)
この二人が目の前の家康を首を狙って激戦を繰り広げます。
正直、あまり池田、森両家に関しては興味がなかったと言うか、、、
昔、やっていた【信長の野望】ではあんまり強くなかったんですよねー
だから、このマンガでの結構スルーしてたんですが、
羽黒の戦いぐらいから二人の人間性をよく描いてあり思わすググってしまいました。
池田恒興って流石にそこそこ活躍してるんですね、やっぱり。
桶狭間から大きな戦いにはほぼ参戦してますし。
(そら、宿老になって清須会議に出るぐらいだから当然と言えば、当然何ですけど)
このマンガでちょっといいなと思った武将の一人です。
(15巻は表紙も池田恒興なんですが、哀愁があっていいですよw)
で、話は進み、戦いは膠着状態になりつつも、
戦(いくさ)ではなく、経済、政治で徐々に秀吉は周りを固めていく中、
ゴンベエからの一通の手紙で家康と信雄との仲を裂く手法に出ます。
(この戦いにゴンベイが出てくるのここだけじゃないかな?w)
しかし、信雄は予想外の行動に出ます!
なんか、今まで 信雄はちょっとアホみたいな書かれ方をしていた気がするけど、
ここにきにて圧倒的な存在感を出してきます。
この辺の人物描写や台詞がいいんですよねー、宮下先生は。
一つの決断や、一つの経験でこうも人って成長するのかと。
朝倉義影や浅井長政なんかも、覚醒する瞬間がりましたけど、
今後、登場人物がどの段階で覚醒するのか楽しみです。
(自分も覚醒しなければ、、、)
15巻を読んで、小牧・長久手の戦いってこんななんともいえない感じで終わったのかな?っと思って色々ネットで調べてみたんですが、
・戦いでは家康の勝利、でも、秀吉の政治的な勝利で幕を閉じた
・長久手の戦いでは負けたが、どっちにしても圧倒的な兵量と、その他の戦いでほぼ、信雄・家康の負けは見えていた
と、2通りの説があるんですね。
個人的には後者のような気がするんですが、もう少し、詳しく調べてみよう!
小牧・長久手の後、日ノ本を大きく手中に収めた秀吉が、
残りの四国、九州、関東を納め一統していくまでが今後の
【センゴク権兵衛】で描かれていくんでしょう!
楽しみです!