上杉謙信が女だったら、、、【雪花の虎】
こんにちは。
今回は今人気の東村アキコ先生の【雪花の虎】の紹介です。
雪花の虎 1 [ 東村アキコ ] |
上杉謙信が女だったら、、、
1巻を読むと、これわりと信憑性のある話なのか!?
って思っちゃいます。
確かに、女城主は存在してたし、史実でもおかしくないのかも。
しかし、面白いところに目をつけますね、東村アキコ先生。
先生自身はあまり日本史には興味ないらしいですが、
興味ないからこその目の付け所!なかなかここに行き着きませんよねw
(戦国時代の知識は信長の野望で培ったと仰っています。すばらしい!)
しかも、読みやすいように、難しい話のところは端折れる形式を取っています。
これは、歴史嫌いな人には優しいw
(まぁ、歴史嫌いだったらなかなか手に取らないか)
1巻は謙信がなぜ女性なのかと言う説明と、
虎千代時代の林泉寺での生活、長尾為景、晴景との関係などを描いてます。
2巻はライバルの晴信(後の武田信玄)の父親追放、為景の死、元服、栃尾城への入城、そして初陣。
昔、【天と地と】を映画で見て以来、上杉謙信ファンになった僕は
速攻、小説も買って何度も読んでいましたが、
この辺の虎千代、景虎の時代ってあんまり覚えてなかったので
改めて、マンガで読むとわかりやすいし、頭が整理されますね!
力で抑え込んでいた為景の死後、荒れる越後を景虎はどうやって統一していくのか
武将としての成長と女性としての体の変化
ライバル信玄の動向
などなど、今後も目が離せません!
結局、小牧・長久手の戦いって誰が勝ったの?センゴク一統記15巻
こんにちは。
待ってました!センゴク一統記15巻
センゴク一統記(15) [ 宮下英樹 ] |
信長、秀吉に憧れて、まっすぐに突き進んでいた【センゴク】
一軍の将として、ゆっくりと、しっかりと成長していった【センゴク天正記】
そして、本能寺の変など激動の時代を駆け抜けた【センゴク一統記】
センゴク三部作が、この15巻で一旦完結します。
今回は13巻から続く小牧・長久手の戦いが完結。
信長の義理の兄弟であり、
織田家宿老の一人として君臨するも秀吉を恐れだす、池田恒興
(酒に酔ったのは史実なのかな?)
この二人が目の前の家康を首を狙って激戦を繰り広げます。
正直、あまり池田、森両家に関しては興味がなかったと言うか、、、
昔、やっていた【信長の野望】ではあんまり強くなかったんですよねー
だから、このマンガでの結構スルーしてたんですが、
羽黒の戦いぐらいから二人の人間性をよく描いてあり思わすググってしまいました。
池田恒興って流石にそこそこ活躍してるんですね、やっぱり。
桶狭間から大きな戦いにはほぼ参戦してますし。
(そら、宿老になって清須会議に出るぐらいだから当然と言えば、当然何ですけど)
このマンガでちょっといいなと思った武将の一人です。
(15巻は表紙も池田恒興なんですが、哀愁があっていいですよw)
で、話は進み、戦いは膠着状態になりつつも、
戦(いくさ)ではなく、経済、政治で徐々に秀吉は周りを固めていく中、
ゴンベエからの一通の手紙で家康と信雄との仲を裂く手法に出ます。
(この戦いにゴンベイが出てくるのここだけじゃないかな?w)
しかし、信雄は予想外の行動に出ます!
なんか、今まで 信雄はちょっとアホみたいな書かれ方をしていた気がするけど、
ここにきにて圧倒的な存在感を出してきます。
この辺の人物描写や台詞がいいんですよねー、宮下先生は。
一つの決断や、一つの経験でこうも人って成長するのかと。
朝倉義影や浅井長政なんかも、覚醒する瞬間がりましたけど、
今後、登場人物がどの段階で覚醒するのか楽しみです。
(自分も覚醒しなければ、、、)
15巻を読んで、小牧・長久手の戦いってこんななんともいえない感じで終わったのかな?っと思って色々ネットで調べてみたんですが、
・戦いでは家康の勝利、でも、秀吉の政治的な勝利で幕を閉じた
・長久手の戦いでは負けたが、どっちにしても圧倒的な兵量と、その他の戦いでほぼ、信雄・家康の負けは見えていた
と、2通りの説があるんですね。
個人的には後者のような気がするんですが、もう少し、詳しく調べてみよう!
小牧・長久手の後、日ノ本を大きく手中に収めた秀吉が、
残りの四国、九州、関東を納め一統していくまでが今後の
【センゴク権兵衛】で描かれていくんでしょう!
楽しみです!